1分でできる地価マップ

ゼンリン電子地図帳Ziで使える地価マップのデータ

◆令和2年地価調査よりデータをCSVに変更しました。(平成30年まではゼンリン図形情報)
 使用ソフトは「ゼンリン電子地図帳」です。
 読込方法は下記のデータの項を参照して下さい。
(注)ゼンリン電子地図帳Ziは株式会社ゼンリンが販売を終了した地図ソフトです。
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■できること(表示内容)
・公示番号等を地図上に表示(ラベル貼り付け機能により表示)
  例【岡山北5-7=1030▲8.0%】 ←公示番号=価格(千円)△▲変動率(△=+、▲=-)

・詳細情報の表示(カーソルをアイコンに当てる)
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  │岡山北5-7=1030▲8.0%    │ ←最新年の番号=価格(千円)△▲対前年変動率
  │R3=1120▲5.9%←○←○  │ ←前年価格(千円)△▲対前々年変動率←その前年←その前年
  │岡山市北区本町2-1        │ ←所在(住居表示がある場合は住居表示優先)
  │岡山市北区本町2番101    │ ←所在・地番(住居表示がある地点の所在・地番)
  │地積230㎡                 │ ←地積
  │_RC4               | ←建物の構造
  │_台形               | ←土地の形状(長方形・正方形の場合は空白)
  |北50m県道・西         | ←接道状況・側道等
  |岡山200m                  │ ←最寄り駅名+駅距離
  |市街化区域                 │ ←都市計画区域
  |商業地域                  │ ←用途地域
  │容積率600%                 │  ←容積率
  |中高層事務所、・・・      | ←周辺の利用状況(地価調査はH27年から掲載)
  └────────────┘

・番号の右の「=」が●の地点は「公示・調査の同一地点」(代表標準地)です。
    例【岡山北-14●65.2▲1.5%】
  ●の地点のみを選択してラベル表示すれば「公示・調査の同一地点」のみの地価マップになります。
・検索パレットで「Tel欄」をクリックすると公表順にソートできます。

下の令和3年地価公示の読込方法をご参照下さい。
「住所」は「住居表示」で、住居表示の無い地点は「所在・地番」です(令和3年地価調査を除く)。
下の令和3年地価公示(48全国)の読込方法をご参照下さい。
今回のみ「住所」は全て「所在・地番」で、住居表示ではありません。
データ内容の変更により、今回は全国版を作成していません。
このデータは「ゼンリン電子地図帳」用です。
<読込の方法>
まず、新しくカレントレイヤーを作成する
(1) ツールバーの「編集モード」のアイコン「CSVポイントデータを取り込む」をクリック
(2) 解凍したデータを読み込む
(3) インポートウィザードの項目区切り「カンマ」にチェックがあることを確認して次へ
(4) ジャンルを適当に入力(例:R02公示地=千円△▲岡山県、R01基準地=千円△▲岡山県)
(△=プラス、▲=マイナス)
(5) インポートキー
  経度緯度にチェックし、「度単位」を選択し、「WGS84」にチェックし、次へ
(6) 〒、住所、TELの各項目はそのままとし、コメント欄の「コメント」を全てチェックし、次へ
(7) アイコン選択で「参照」をクリックし、適当なアイコンを選択し(例 公示:PointDef 調査:PointDef2)、次へ
(8) インポート完了画面で「マッチングできなかったデータはありません。」と表示されれば完了。

※1 見やすくするための設定:ツール→オプション→編集モード→図形詳細情報の「図形詳細情報ラベル書式設定」欄の次の項目のチェックを外す:ジャンル、電話番号、メールアドレス、URL
次の項目にチェックを入れる:名称、郵便番号、住所、コメント
※2 図形詳細情報の「図形詳細情報ラベル書式設定」の下の「項目名を表示する」のチェックを外す。OKをクリックしオプションを閉じる。
※3 検索欄の「リスト」の「ユーザ図形」から対象のレイヤーを選択し、ジャンルをダブルクリックした後、「TEL」をクリックし、昇順に並べると、公表順に表示される。
全国データから各都道府県の地価マップを作成する方法
(1) 全国データから対象の県のデータを取り出す(フィルタ機能等による)
(2) 「住所」列の対象の県名を削除する(置換機能による)
(3) 「tel公表順」を「1」から振り直す
(4) これで岡山県のデータと同じになりますので、岡山県の読込方法を参照して下さい。
■読込方法等の説明
1.読込方法
 データをダウンロードし、解凍します。
 →ゼンリン電子地図帳Ziの「レイヤー設定」で「レイヤー」を新規作成し、「カレントレイヤー」をチェック
 →解凍ファイルをダブルクリックすれば取り込めます。
→又は「編集」をクリック
 →「図形情報を取り込む」をクリック
 →ダウンロードしたデータファイルを選択し「開く」をクリック
  (これで取り込みは終了です)

2.全ての【番号=価格(千円)△▲変動率】(ラベル)を画面に表示する方法
 「リスト」の「ユーザ図形」をクリック
 →先ほど作成した「新しいオーバーレイヤー」をダブルクリック
 →ジャンルの「H23公示地=千円」又は「H23基準地=千円」をダブルクリック
 →「名称」の一番上(井原-1)をクリック
 →右のスクロールバーを一番下まで下げて、Shiftキーを押しながら「名称」の一番下(和気5-1)をクリック
 →右側の地図ウィンドウで岡山県全体が見えるように調整する
 →検索パレット右下の「ラベル貼り付け」をクリック
 →ラベルが全て表示されるまでしばらく待ちます。
  (これで地価マップが完成です。)

3.「詳細情報」の表示について
 (1) 「詳細情報」の表示方法
 ツールバーで何も選択していない状態にする
 →カーソルをアイコンの上に移動させると詳細情報が表示される。
 (2) 表示内容を整理する方法(電子地図帳の項目名を表示しない方法)
 メニューバーの「ツール」をクリック
 →「オプション」をクリック
 →「編集モード」の「図形詳細情報」をクリック
 →「図形詳細情報ラベル書式設定」の「名称」「郵便番号」「住所」「コメント」にチェックし、その他はチェックを外す
 →「項目名を表示する」のチェックを外す
 →「ok」をクリック
 (3) 全ての詳細情報を表示させる方法
 ツールバーの「編集」をクリック
 →「ALL」をクリック
 →トンカチの絵の「書式設定パレットの表示/非表示」をクリック
 →編集EDITの一番下の「詳細情報のポップアップを常に表示」をチェック
 →ツールバーの「編集」をクリック
 (4) 全ての詳細情報を削除する方法
 ツールバーの「編集」をクリック
 →「ALL」をクリック
 →トンカチの絵の「書式設定パレットの表示/非表示」をクリック
 →編集EDITの一番下の「詳細情報のポップアップを常に表示」をチェックを外す
 →ツールバーの「編集」をクリック

4.「公示・調査の同一地点」のみ表示する方法
 「名称」の内●のある番号のみをCtrlを押しながらクリックして「ラベル貼り付け」をクリック
(注意点)
1.ラベルの表示は必要な県や市町村のみに絞って表示して下さい(住所欄をクリックすれば県別に並びます)。最初のデータの読込は10~20秒程度でできますが、全国のラベルを一度に表示するとかなり時間が掛かりますので表示地域を絞ることをお勧めします。
2.パソコンの性能によってはソフトが重くなります。